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都の賑い公演、二日間とも行っておりました。出番ではおへんどしたのでお客様と会場で拝見しておりました。(今日は小桃を連れて)
先斗町さんの素囃子、よろしおしたね。
立小鼓(たてつづみ。小鼓の一番中寄りの人。鳴物の指揮者のような立場)、大鼓(おおかわと言います。小鼓よりもひとまわり大きく竹ではなく和紙を糊で固めた指サックを付けて打ちます。)、太鼓も申し分のない出来やったと感服いたしました。
また、昨日と今日と立交替やった三味線の市宏さん姉さんともみ鶴さん姉さん、唄の立を交替したミヨ作さん姉さんとフデ哉さん姉さんとも、素晴らしかったと思います。
踊りでは上七軒さんが良かったと思います。たっぷりとゆったりと、芸妓はんらしい余裕ある踊りで、京都会館という日舞にはやや大きすぎる舞台を存分に使い切ったと思いますね。
地方の小桃さんは祇園甲部の方どす。(うちのはまだ舞妓どす)
小鼓を唾液で湿らせるのは滑り止めではなく皮の湿り具合を調節するためなんどす。
裏面(打つ方の反対側)に和紙を貼っておき、それを唾液で湿らせます。あとは表裏ともハァ~
ッと息をかけて蒸気で少しずつバランスを調節します。
小鼓は少し皮が湿った状態でないと独特の音が出ません。
幕が開く直前に完璧な状態にしておいても、前に置いて待っている間に乾いてきますから、どれくらい乾くかを想定して舞台上でも調節します。
それも小鼓によっても当日の気候によっても微妙に異なってきますから、ご機嫌をとるのはなかなか大変なことなんどす。
反対に大鼓は、出る直前まで皮を電熱などであぶって乾かします。ようよう乾かしておかんと、あの頭のシンに響くような甲高い音が出ぇしまへんのどす。
普段は踊りの陰に隠れている鳴物も、なかなか難しく、また魅力的なもんなんどす。
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